2011/10/09

想像力

最近になるまで気がつかなかったことがある。
基本的に想像出来る人間と、想像しようと思っても想像出来ない人間がいる。この二つの差は「仮定」という考え方が出来るのかどうかだ。正確には「仮定」というのは出来る・出来ないの二つに分かれるデジタルな差ではなく、程度の差ということになるから、当然、想像出来る人間と出来ない人間というような差はなくて、どのくらい想像することが出来るのかということになる。

例えば…

例えば、青い空に白い雲が浮かんでいるとしよう。その下に拡がる光景は?この仮定では比較的多くの人が想像力を働かせることが出来る。

しかし…

例えば、あなたの父親がピンク色のなまずで、母親は七色金魚だとしよう。ある昼下がりのお茶の時間の会話は?この仮定では中には「う〜ん」となる人がいる。

ここで問題になるのは、想像力の強い人間は前者を想像することはつまらないと感じ、後者を想像することが楽しく思えるのに、想像力が弱い人間では全く逆になる。
つまり、前者は退屈で、後者は面白いと思う人と、片方は安易で、もう片方は難解だと感じる人がいる。これは詩や芸術、学術などに関する意見と同様だ。

どちらも相手の想像力を利用して表現を行う場合に必要な手法ではあるが、表したいもの、理解してほしい相手に合わせて切り替えて使う必要がある。





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2011/09/04

君の涙も僕の昂揚も
退屈な日常の前には無力で

夏の終わり
光景はまたたくまにモノクロームになる
湿り気を孕んだ風が
ゆるく君の頬をなでるとき

それから
いつかは光景は変わるにしても
それはいつなんだろうか?と

退屈な日常の前には
君の焦燥さえ無力で

そんな日もあるさ



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2011/07/16

羞恥

民の尊きを拝するが如きは愚に非ず、
むしろ其れ潔き美徳なり。
ただ、古来より此の美徳を食らう醜き獣あり、
欺きて卑しき己が身を拝するを欲す。
此の獣の名を「羞恥」と云う。
獣は自らの名を知らず、
ただこれを見る者のみがその名を知る。
恥ずべき者を見て恥ずるものを恥ずべきものと云うべき哉?
否、見られつつ己の恥ずべきを知らぬ者をこそ。

2011/07/04

七月

7月になったのは薄々気付いてたけが、故郷の祭りの季節の足音を思い出した。きっかけは夕闇の残照のような君の面影。
地元の祭りは元気なお祭り騒ぎではなく、少し物悲しいような雰囲気。祭りが終わると故郷の夜は途端に秋で…語り尽くせぬ君と僕がいて。

夕闇。

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2011/07/02

なんか違う。

AMD(音有り).....まじか。
何かの間違いかと思った。

2011/06/28

アバンギャルド

アバンギャルドというのは前衛的だったり昔ながらの考え方やモラルを超越した表現形態と見ることも出来る。
ひとつの思惑としてアバンギャルドでありたいと考えてはいる。
勿論、それはひとつのスタイリッシュなカタチの追求なんだけど、同時に、深みも表したいんだけど、どうも「ドギツイ」感じになっちゃう。
コントロールが難しい。


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2011/06/25

BLOG

ずっと以前にも書きましたが、改めて。

私にとってはブログは個人的なメッセージです。

私から特定の個人、或いはかなり限定的な少人数に向けられたメッセージです。
勿論、公開されるものであるという性質から、多少ぼかして書いてありますが、それは単に「簡単に書けて簡単に読める」という用途を達成するための方便です。メールの方がさらにお手軽ですが、簡単にアクセス出来て、メッセージの対象者以外でも、私の考えていることや感じていることや消息について何かを知り得る機会を作り出せることは魅力的だと考えています。

ブログをもっと広汎な対象に対するメッセージとしてとらえた場合、それは文章としては完成された作品であるべきで、それはウェブサイトでしょう。



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2011/06/21

睡魔

アルコールと懐かしい声が過ぎ去り、
自分の心の外側に乾燥した会話が過ぎ去って行く。
22時過ぎの山手線
東京駅から渋谷まで
思いがけないほど優しい空気で
同じように空虚

渋谷から地下鉄で郊外へ向かう
女装した少年の眼が
女の腰を注視している

時計は緩やかに23時に向かう
久しぶりの睡魔と
君の声への渇望が
渾然となって暗闇を作る

ところで
緑は真の暗闇の中で
何色なんだろうか、と。


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水平線

ずっと水平線を見つめよう
君の睫毛が
静かに揺れる
空はカラッポに乾いていて

君の過去も僕の過去も
全てが洗い流されて
罪深い僕たちが
誰を傷つけることもなく
あくびでもしながら寄り添うことが出来たなら

2011/06/18

cold like fire, darkness like the sun.

cold like fire, darkness like the sun.


夕暮れに始まり
夜更けまで続くもの
熱情と無表情の合間の
深い瞳に揺れる水底に漂うもの

炎のように涼やかで
太陽のように昏いもの
それはダンス
闇に踊るのは咲き誇る花
最高のキスが君をいざなう
凍てつく炎の薄衣をまとった
暗闇の天使の再来に
空間は涙する

退廃と堕落
墜落ほど甘美な快楽はない
得ることではなく
失うことを始めよう
穢れた太陽の先に拡がる
同様に澄み切った闇を想起する
音色はいつも低く回転を続けている
破滅の歌が流れるとき
僕らはいつも
美しさの何たるかついて見失ってしまうだろう?

暗闇に彩られた場所
なのに僕らはいつも
未来を望んでしまっただろう?
蜂蜜とグレープフルーツとミントとウォッカとブルーキュラソー
白光と銀色と結露が空気を満たすまで
心の光景には雨が降り続いている

希望はなんと残酷なナイフ
もしも僕たちが絶望出来たなら
おそらく甘美は絶頂に達するだろう
"is as romantic as hell"

雨の中
君を待っている
雨の中
君を待っている



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