2009/04/14

25 or 6 to 4

Chicago 25 or 6 to 4 (1970)
日本語名は「長い夜」
元の意味は「午前4時の25〜6分前」
なんか違う気もするがまぁそれは良しとしよう。
自分にとってはナガイヨルじゃなくて、twenty five or six to four だけど。

Chicagoはホーンを加えたビッグバンドっぽい古き良きロックバンドだが、
この曲でもホーンが全面に出てくる。
イメージにぶれがなく、しかも、ギターリフが懐かしく格好良い。
お気に入りの一曲。多分小学校のときにラジオで聴いて気に入ったんだと思う。

ちなみにこの曲には初出のアレンジの、ピーター・セテラが歌うバージョンと、
Chicago 18 のスローなリズムとホーンが特徴のバージョンがある。
どちらもなかなか良いが、自分はピーター・セテラの声が好きだし、
曲名には最初のバージョンがあっていると思う。
スローバージョンは日本語タイトルがあっていると思うのは私だけかもしれない。



この曲のタイトルの午前4時の25〜6分前というのは自分でも好きな時間。
緊張感というか、ストレスが極まる頃だ。
まだまだ空は暗いが、仄かに不気味に朝が近づきつつあるのが判る。
空気は無意味に静寂につつまれ、静寂自体がひとつの音を感じさせる。
そして、この時間は昨日と今日の限りなく不透明な境目。
形容しがたい感覚だが、毎日、この一瞬で
昨日と今日、今日と明日がつながれていて、
その物騒な喪失と再生に遭遇している感覚。
そして気怠げな睡魔の生々しい声。前頭葉の重苦しさ。
現実と夢との境界線では、非現実的な光が交錯し、手のひらが熱くなる。
その時間に睡魔におそわれるときは、いつもそんな感じだ。

この曲の歌詞は1970年代にはドラッグのことを歌った歌だと言われたらしいけれど、
自分にとってはその時間帯の睡魔にそっくりな歌詞だと思う。

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