2009/05/18

another days

原始の日
夕暮れ
薪の燃える音

煙は明確なイメージを持って熱から現れ
ずっと微かな匂いとなって空気に漂う

夕闇に冷たくなる泥濘
岩の窪みに鋭利さを秘めた清水
驚くほど青く深い夕闇の空

煙は明確なイメージを持って熱から現れ
ずっと微かな匂いとなって空気に漂う

何もかもが変わってしまう前に
変わらないものを見つけ出そう

乙女の眼差しが黄金に彩られ
煙が失われつつあるものの気配を
大気のうちにとどめているあいだに


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失われるものの美しさは、生命の何かを象徴している。黄金は失われない何かに対する象徴で、それは生命の光の部分と、そして、虚栄の象徴でもある。失われないものなどないという事実の前には黄金の美しさは空虚だ。
一人の個人には想像し得ないほど長い年月の中では、大地さえも変化し、太陽と星々さえもが遷ろう。
そして、変遷を続けるこの世界は美しいものに満ちている。
だから、変遷を続けるすべてがなんらかの美しさを秘めている。芸術家はあらゆる事象に秘められている美しさを探究する永遠の探検家でなければならない。美しさとは多様で、醜さでさえもが一つの美しさだから、美しさとは寛容な魂に見いだされる。偏執狂がもてあそぶためのおもちゃでもなければ、倫理に縛られた奴隷の小さな偶像でもない。


good night,
minotaur.

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