2010/01/05

そうだ!これを車輪と呼ぼう!

「車輪の再発明」という言葉があります。
 多くの場合、この言葉はある種の愚かしさを指摘して用いる言葉ではありますが、個人的にはとても好きな言葉であり、そして、とても好きな手法でもあります。
 本来的な意味では、無知のため車輪というものを知らない人が、最適な形を自分で考えていった結果、最後には既存の車輪というものを「自分の力で」発明してしまうというものです。つまり、無知が故に「無駄な」労力を使ったという意味が主でしょう。
 しかし、Wikipediaでも紹介されている通り、教育や技術の向上のためにあえて車輪の再発明を行うというアプローチは場合によっては非常に有意義です。

 特に、非常に洗練された何かの、少し奇妙に思える特徴を理解するには車輪の再発明が近道です。

 ところが残念なことにこの方法はある程度の才能を持った人間にしか通用しません。なぜなら、無能な人間は車輪を再発明した結果、それが…三角形だからです。そして、その方は声高らかに叫ぶのです。

「そうだ!これを車輪と呼ぼう!非常に個性的で、エレガントで、効率的な発明だ!」と。

…個性じゃなくて間違いだし、非効率だし。っていうか、回らないなんて車輪じゃねぇし…

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