2010/01/23

楽しいことを仕事にする

 良く「好きなことを仕事にする」とか言いますが、世の中見ているとどうやらそれは簡単なことじゃないっぽいです。
 なぜなのかを考えてみると「好きなこと」は概ね「楽しいこと」で、自分にとって楽しいことは、他の人にとっても楽しいことだからだと思います。楽しいこと、というのは他の人にやってもらうまでもなく、むしろ自分でお金を払ってもやりたいわけで、考えてみたらただ歌を歌って楽器を演奏したり絵を描いて散歩したりするだけなら、それはもう立派な「娯楽」です。

 でも、世の中には確かに好きなことを仕事にしている人がたくさんいます。そういう自分もその部類に入るかもしれませんが、ポイントは「多くの人にとっては楽しくないけれど、自分にとっては楽しい何か」ということだと思っています。また、他の人が出来ないような「技巧・容姿」を含めた特別な才能があれば、確かに、それは仕事になるでしょう。
 つまり、楽しいことを仕事にするには、ずばぬけて優れた才覚があるか、或いは大多数が苦痛と感じることに楽しさを覚えるかの二択ということになります。天才と変わり者にしかそれは得られないのです。しかも、往々にして天才と変わり者はセットで提供されていたりするため、世の人々には「好きなことを仕事にする」のはなかなか手に入れられるものではありません。

 天才は選べません。選択可能な天才は天才ではないですし、努力でたどり着けるレベルは、他の誰かも同じ努力でたどり着けるからです。けれど、変わり者にはなれるかもしれません。

 私は単なる変わり者ですが、皆さんの中には隠れた天才に賭ける人もいるでしょう(結果は誰も保証しませんが)。そして、変わり者でもなく、天才でもなく、「普通に優秀な皆さん」にもちゃんと選択肢があります。そう!苦痛な仕事にもやりがいを見つけて、平凡ではあるけれど、慎ましく小さな家庭を守り、そこに幸せを見つけ出せばNoProblemです!

 大丈夫です。楽しいことを仕事にする方法も、それ以外の方法も、結局は「苦痛をどう楽しむか?」という一点につきます。他人がどう感じるかなんて気にしちゃいけません。自分が目の前の何かをどう楽しむかに集中しましょう。

 往々にしてモノの味なんて自分の舌次第なんですから。

1 件のコメント:

bulbul さんのコメント...

納得。

それゆえに、ほとんどの人が高い給料を要求するのでしょう。「好きでやってるわけではないのだから・・・」という気持ちがどこかに残る。