2010/01/30

iPad

 Apple から iPad の発表がありました。以前から噂になってはいましたが、殆ど噂通りの姿で現れたというところです。
 アメリカでは3〜4月に発売予定ということです。WiFiモデルと3Gモデルの二つがあるのは、位置付け的にはiPhoneとiPod touchという感じでしょうか。当然のことながら大きさ的にも電話としての使用は想定していないので、既存概念ではゲーム機か電子書籍リーダーというところでしょう。
 勿論、AppleはiTunesStoreを通して「それ以上の何か」を提供する、あるいは提供するのではないか?という期待を抱かせようと画策しているわけです。

 しかし、今回ばかりは私はあまり…。それはちょうどKindleに持った興味と正反対の方向だったからです。私がKindleにもった興味は e-ink を用いた電池残量などを気にしなくて良い電子書籍を読む環境、発光体ではない画面、いちいちPCに接続せずに書籍をダウンロード出来る程度のネット環境、ネットにつなげなくても殆ど価値を損なわない書籍としての携帯性などでした。さらに、私はKindleDXでは「大きくて重すぎる」と思い、小型の方のKindleとどちらが良いか?とさえ迷っています。
 残念ながらiPadはそれらのすべてについて逆のアプローチでした。勿論、私はiPhoneユーザであり、iPhoneを携帯電話としても、メール環境としても、電子書籍としても、音楽プレーヤーとしてもフルに活用しているので、より可読性の高い大型のiPhoneとしての魅力を感じないわけではありませんが、現在iPhoneに自分が感じている利便性の殆どがiPadにないことの方が重大に感じています。
 ポケットからサッと取り出せて、バッグを持ち歩かなくても使えて、電話やミュージックプレイヤーと二つ持ち歩く必要もなくて、電車の中でもKindleストアで買った書籍を読めるというような利便性です。きっと、私ならiPadを電車で使うことはないでしょうし、散歩のときに持ち歩くことは無いでしょうし、会社や自宅ではPCやMacがあれば十分です。もしも想定できるとしたら、ノートPCやネットブックのような使い方なのでしょうが、そういう用途ならばそれらの方が良いように感じます。寝転がりながら読むという用途にはあまり向いているように思えませんし…。

 もっとも、まったく期待や興味がないわけではありませんので、これからAppleが良い意味でどんな予想外な期待をもたせる製品に仕上げてくれるのか、私の心を奪ってくれるのか一応楽しみにはしておきます。

 今のところの評価は「ふ〜ん」です。

 この製品の価値を遺憾なく発揮するためには3Gを使えることが重要だと思うのですが、iPhoneとは別に3Gを追加契約するのはもったいなすぎるという経済的事情もありますけどね。

0 件のコメント: